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竹原哲平 代表取締役社長退任のお知らせ

いつも熱い応援ありがとうございます。

この度、佐賀バルーナーズでは、本日6月22日の「2020年度第12回B.LEAGUE理事会」を持ちまして、竹原哲平の代表取締役社長退任が承認されましたことをお知らせ致します。

 

退任のご挨拶




 

いつも熱い声援ありがとうございます。
 
始めにクラブを支えてくださる全てのスポンサー企業の皆様、
ファン・ブースターの皆様に改めまして感謝申し上げます。
皆様の支えがなければ、クラブのここまでの進化はありませんでした。

この場を借りて厚く御礼を申し上げます。

 
この度、私、竹原哲平は佐賀バルーナーズの代表取締役社長から退任する事にいたしました。


最後に皆様にお伝えしたいメッセージがございますので、一読いただけますと幸いです。

 
今から2年前、
佐賀バルーナーズがB3に参入したときの事を昨日のことのように思いだします。
 
「佐賀に誰もが憧れ、誇れるプロバスケットボールチームを創る。」

 
これが当時の私の夢でしたが、
佐賀にバスケットボールは根付かない。
B1どころかB2にもあがれない。

君の構想は夢ではなく夢想だ。

 
多くの方から「君には無理だろう」と笑われました。

 
B3ホーム開幕戦で佐賀バルーナーズは、
夢を叶える一歩は笑われることだ、と掲げましたが、あれは当時の私流の決意表明だったのです。
 
けして順風満帆とは言えない船出の中、
偉大なヘッドコーチ初め、選手、スタッフ、そして、多くのスポンサー企業の皆様、ファン・ブースターの皆様と出会う事が出来ました。

B3での5連敗後の11連勝、B2昇格、B2での快進撃、プレーオフ進出。

そしてついに念願のB1への切符である、クラブライセンスを勝ち取ることが出来ました。

 
クラブライセンス承認の道は本当に険しい道でした。

ただ強いチームを創るだけでは承認されません。

経営・運営としても強い組織を創らねば認められないからです。


しかし多くのスポンサー企業の皆様、ファン・ブースターの皆様の温かいご支援のおかげで、
この難しいチャレンジを勝ち取る事が出来たことを私は誇りに思います。
 
クラブの目標としていた「B1最短昇格」には届きませんでしたが、プレーオフが終わった後、私の夢を笑う人はもういませんでした。

 
今回、私は代表を退任いたしますが、佐賀バルーナーズというクラブが日本を代表するクラブへ進化していく日が来ることを疑っておりません。
このチームには、素晴らしいスポンサーの皆様、ファン・ブースターの皆様の支えがあります。
かならずその夢は叶うと信じています。

 
佐賀バルーナーズの代表として最後に皆様にひとつお願いがございます。

いま世界を襲った未曾有の危機の影響で、沢山の方々が、夢を見ることさえ自粛してしまうような困難が起きています。

しかし、佐賀バルーナーズに関わるみなさまに心から伝えたいことがあります。

 
夢を見る最初の一歩は笑われることだ。

しかしその一歩を踏み出すことが出来れば夢はきっと叶います。

 
佐賀バルーナーズに関わる全ての人が夢にむかって挑戦しつづける明るい未来をいま私は夢見ています。

 
2021年6月22日

竹原哲平